算命学とは?占いや鑑定の方法を詳しく解説!

算命学による占いや鑑定方法を知りたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

算命学は歴史のある占術ですが、難しく複雑な部分もあるので、よくわからないという声も聞かれます。

そこで今回は、算命学について詳しく、わかりやすく解説していきます。占いや鑑定に興味がある人も、ぜひ参考にしてください。

算命学とは

算命学とは、生年・月・日の干支から運命を算出する占術です。理論性が高く、約2300年の歴史があると言われています。

算命学では、陰陽五行(木・火・土・金・水)からなる「十干」と「十二支」を組み合わせた「干支(かんし)」を使って、人の運命を鑑定します。

どの時期に何がどうなるのか、細かい運気や出来事までも占えるのが算命学の特徴です。その人の癖や弱点なども細かく知ることができます。

算命学の陰占法と陽占法

算命学では「陽占」と「陰占」から、その人の性質や運命を占います。

「陰占」とは陰陽五行の「陰」のことで、潜在意識や宿命を知ることができます。陰占では、甲・乙・丙などの「十干」と、子・丑・寅などの「十二支」の要素や、五行のバランス・組み合わせから鑑定をします。

「陽占」は、陰陽五行の「陽」で、性格や行動などについて知ることができます。陽占では、生年・生月・生日から8種類の星を割り出し、「人体星図」と呼ばれる表に当てはめて鑑定します。

人体星図には「頭・胸・腹・左手・右手・左肩・左足・右足」の項目があります。この中で「頭・胸・腹・右手・左手」の箇所にある星は「主星」と呼ばれ、個性や人とのつながり方を表します。

また、「左肩・右足・左足」にある星は「従星」と呼ばれ、順番に「初年期」「中年期」「晩年期」の運勢と傾向を表します。

場所意味
第四命星(十大主星)目上の人に対する一面
中心星(十大主星)自分自身の本質・個性
第二命星(十大主星)目下の人に対する一面
右手第一命星(十大主星)配偶者やパートナーに対する一面
左手第三命星(十大主星)兄弟や友人、知人に対する一面
左肩第三従星(十二大従星)初年期の人生・運勢
左足第二従星(十二大従星)中年期の人生・運勢
右足第一従星(十二大従星)晩年期の人生・運勢

十大従星とは

十大従星とは、5つの本能を陰陽で分けた10種類の星です。

・守備本能

・伝達本能

・引力本能

・攻撃本能

・習得本能

十大従星にはそれぞれ意味があり、人生星図の頭・胸・腹・右手・左手に配置されます。

十大従星五行陰陽象意
貫索星(かんさくせい)

自我、忍耐力、独立心など
石門星(せきもんせい)リーダーシップがある、社交的、行動力など
鳳閣星(ほうかくせい)

行動的、情熱的、自由でマイペースなど
調舒星(ちょうじょせい)繊細、ナイーブ、美意識など
禄存星(ろくぞんせい)

現実主義、カリスマ性がある、自己顕示など
司禄星(しろくせい)真面目、堅実、保守的など
車騎星(しゃきせい)

決断力、行動力、爽やかなど
牽牛星(けんぎゅうせい)自尊心が高い、浪費家、几帳面など
龍高星(りゅうこうせい)

臨機応変、即行動、放浪など
玉堂星(ぎょくどうせい)知的好奇心旺盛、理性的、包容力など

十二大従星とは

十二大従星は、人の生命が宿る瞬間から死後の世界に至る期間を12の世代で分類した星です。人体星図の「左肩・左足・右足」に配置され、それぞれ初年期、中年期、晩年期の運勢や運命を表します。

十二大従星エネルギー状態象意
天報星(てんぽうせい)3胎児変転変化、二面性、多芸多彩など
天印星(てんいんせい)6幼児天真爛漫、明るさ、純粋さなど
天貴星(てんきせい)9子供好奇心、探求心、自負心など
天洸星(てんこうせい)9少年憧れ、夢、浪漫など
天南星(てんなんせい)10青年自信、チャレンジ精神、青春など
天禄星(てんそくせい)11壮年安定、堅実、観察力など
天将星(てんしょうせい)12頭領リーダー、自我心、自己主張など
天堂星(てんどうせい)8老人処理能力、自制心、平穏など
天胡星(てんこせい)4病人美的センス、デリケート、直感など
天極星(てんきょくせい)2死人無抵抗、受け身、霊感など
天庫星(てんこせい)5入墓墓守、長男長女、探求心など
天馳星(てんそうせい)1あの世活動力、瞬発力、精神力など


天中殺とは

天中殺とは、天が味方をしてくれない時期のことです。天中殺は「12年に1度2年間」「12か月に2か月間」「12日に2日間」「24時間に4時間」というペースで誰にでも訪れます。

天中殺の時期は運気の波が激しくなるので、その時期を算命学で鑑定することによって防げることや変えられる未来があります。

まとめ

算命学は的中率が高く歴史もある占術ですが、わかりにくい部分もあります。でも、考え方や鑑定方法がわかれば、自分の未来や性質などを詳しく知ることができます。

思考癖や弱い臓器などもわかるので、どのような人生を歩みたいのかも見えてくるんです。算命学の知識は財産にもなるでしょう。妊娠しても会社が倒産してしまっても自分の知識で暮らしていける、自分の「好きなこと」を仕事にできる、一生変わらず使える知識です。

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